早いってそんなにいいことなの?~ぼやき~
世の中何かと「早い!」「○○秒でできる」「○○日以内でお届け」
なんていう言葉を目にします。
「早い」事がいいこと。「早い」だけが価値。
確かにパソコンの立ち上がるのとか、サイトに繋がるのは早いほうがいいし。
お届け物やクリーニング、ハガキの印刷など利用者にとってはありがたい事も多いですけどね。
それを間に合わせる側、働く人にとってはどうなんだろう?
パソコンなどの技術は日進月歩、機械ですから処理スピードはどんどん早くなる。
それに合わせて、「だから早くできあがるはず」「他ではもっと早い」という論理で
みんなして「早く」「早く」「早く」って追いまくられてる。
なんだか疲れますよね~、こういう世の中。
みんなで「早すぎる」のを基準にして、全速力で走り回ってはイライラしてるみたい。
人間の脳や体の自然な速度を超えてしまっているのだと思います。
物事を早く処理できない人は「グズ」「無能」なんていうレッテルを貼られる。
早くパッパッと切り替えられる人が「頭の回転が速い」「利発な子」とほめられる。
でもはたしてそれだけが価値でしょうか?
「遅いけどていねい」な方がいいこともあるんじゃないですか。
もっと世の中全体でゆっくり動くことはできないのでしょうかねえ。
そうしたら「鬱病」や「自殺」も減ると思うんですが。
テーマ:日々のできごと│ジャンル:ライフ
日々のつぶやき/考えたことなど
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│2013/02/03(日)11:04