NAJAでの「製本と日本画二人展」レポート3 絵本
製本工房牽牛荘の絵本 (写真が部分的に隠れているのでクリックして大きくしてください
上から 「源氏物語・花の宴」巻子本
中右 「グスコーブドリの伝記」 左「道成寺」絵本
下右 「猫の事務所」 中「雨月物語」蛇性の婬 左 「海に入るみこし」上の写真の続き左の方
上 源氏物語の続きが広がっています。 その左にあるのは丸く開く本
中 「道成寺」の半分 下 「海に入るみこし」の続き その左「ちきゅうとなっとう」
絵本の絵はすべて浅野陽です。 文は作者はいろいろ、古典もあります。
まずは◆手彩色(線だけを印刷して、色の部分はは手で描いてあります)のものから。
「花の宴」は誰でも知っている源氏物語から。文は古文のままです。これは巻子本(巻物)に作ってみました。
「グスコーブドリの伝記」「猫の事務所」は宮沢賢治の童話を絵本にしました。
雨月物語「蛇性の婬」これも古文のまま。お話が長いので挿絵入りの物語という感じです。
「海に入るみこし」は、ブログのカテゴリーにもある房総大原の「はだか祭り」を題材にした絵本です。
これは文・絵共に浅野陽オリジナル。
ここに展示したのは手彩色版ですが、2003年に古今社から出版されました。
http://www.kokinsha.co.jp/kokinshadata/uminihairu.html
丸く開く本は、全部開いていくと円になる本です。内容は干支。
次は◆印刷板の絵本 パソコンで印刷した自家製の絵本です
絵本「道成寺」 お能や歌舞伎の「道成寺」の元になった今昔物語にある「牟呂群(むろのこおり)の悪女」という伝説を現代語に書き直して絵を付けました。詳しくはHPでどうぞ。
「ちきゅうとなっとう」 は私の友人が子供の頃、自分の弟のためにお話を作って聞かせていたのをもとに絵本用に書き直してもらい、私が絵を付けました。
これらの絵本は注文をいただいてから作っています。興味のある方はご連絡ください。
(出版された「海に入るみこし」はお近くの書店で取り寄せてもらってください)
これでcafe&galerieNAJAでの作品レポート完了です。お付き合いありがとうございました。
今までの分は展示/ワークショップなどのカテゴリーにまとめてあります。
テーマ:クリエイティブなお仕事│ジャンル:学問・文化・芸術
展示・ワークショップなど
| コメント(0) | トラックバック(0)
│2009/05/24(日)19:24